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    暗闇で音を聴く その3 セグメンツカルテット(前半)

    • 2011.07.25 Monday
    • 00:28
    7.3 大崎l-eにて、セグメンツカルテットのライブ鑑賞。


    「セグメンツ」というのらはバイオリニスト木下和重さん主催のプロジェクトで、ある規則性に基づいて、各自ストップウォッチを見ながら楽譜を演奏される実験音楽の一つの形態。なんだろうか?

    音に限らず、ある時は複数のLEDを点灯させるLEDセグメンツ。
    ある時はキャンドルをひとつひとつ消すキャンドルセグメンツ。
    はたまたウェストサイドストーリーの振り付けを用いて踊る、ウェストサイドセグメンツなど、、色々派生形があるというのを噂に聞く。


    その中でもセグメンツカルテットはセグメンツシリーズの代表的なもので、バイオリン3名&チェロの4人で構成されている。

    弦楽四重奏でも派手に旋律を弾き鳴らすのでなく、淡々と、正確に音の粒が並んでいる。何拍子、というリズム感とも違う、むしろリズムを感じさせない音。
    聴き手は聴こえてくる音の中から、音の法則性を探り、思考しながら聴く。

    弾き手の緊張感と、聞き手の緊張感漂うなんともユニークな音楽だった。



    …演奏コンセプトも面白いのだけど、不思議だったのは曲の終わりのほう。
    メンバー4人が奏でていない音が出ていたこと。
    演奏後に、メンバーの千葉さんも「鳴らしてない音が鳴ってる」と言っていた。


    たぶん、ミッシングファンダメンタルという現象。


    目の錯覚があるように、音の錯覚「錯聴」と呼ばれるものがある。

    その中に、音の「共鳴」と言われる現象がある。
    周波数の異なる音同士が干渉しあって、まったく違う音階が出るという仕組みらしい。
    パイプオルガンの音を作る際に、短いパイプで低い音を作るなど、意図的に用いられるケースもある。

    「ミッシングファンダメンタル(失われた基音)」というのは、倍音の元となる音、基音がない、または人の耳に聴こえない状態で、倍音だけが強調して発生する現象だったと思う。


    「音のイリュージョン ― 知覚を生み出す脳の戦略 ―」 という本と、その資料サイトを見るとイメージが湧くかもしれないし、湧かないかもしれない。
    というのは必ずしも自分の知覚しているものを、他の人が同じように感じるわけではないからなんともいえない。
    http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/a/missingFundamental/ja/index.html


    この編成だから発生した音なのか、そこに大崎l-eという場所の性質が加わって生まれた偶然の産物なのか。
    よくわからないけど、知覚の面で新しい発見をしたのは間違いない。


    ちなみにこの演奏は暗闇ではなく、普通の照明下で聞いてます。


    後半、続く。

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